肌に浸透・・・は角質層まで。
肌に「ぐんぐん入る」、、、、かごときの化粧品のキャッチコピーは、いつでもどこでも目にします。
本当に肌にぐんぐん「有効成分」とやらが入ってくると信じている方は多いはずです。
でも、冷静に考えてください。そんなに肌から入ってきたら肌本来の機能を果たせなくなります。
「肌・皮膚」という私たちの体を覆っている器官は外敵からしっかりと守る柔らかく、しなやかなよろいなのです。だから紫外線や、花粉、雑菌などが入らないように角質層という0.01mmの薄い層に水分を蓄えて守ってくれているのですね。
それでもキャッチコピーは後を絶ちません。
「有効成分95%がぐんぐん入り込む」「これは肌が食べるジェリーです」「有効成分をハイテク技術で細分化!さらに肌に浸透しやすくなりました」
こんなコピー見たことはないでしょうか?
でも、新聞や雑誌に嘘はかけませんから・・・小さく小さく隅の方にゴマ粒くらいの字で書いてあるのですよ。「浸透は角質層まで」と。誰も気づきませんけど・・・
0.01mmのところにしか届かないものを「ぐんぐん」という表現をされたら、なんだかどんどん下まで入りそうな気がしますよね。
今回私が言いたかったのはキャッチコピーに惑わされないで!です。
皮膚はもともとバリア機能があって、角質層が整っていれば紫外線などの刺激からも守れるようになっています。無駄に防腐剤や保存料、界面活性剤が入っている製品を使うことで肌に負担をかけてしまい自分で潤わない肌になっていくのです。
肌に負担をかけずに浸透させず覆ってあげるスキンケア
バリア機能を戻してあげること(CACのパック)が本当の紫外線対策だと声を大にして言いたいです!
まだまだ暑い日は続きます。
洗うこと→バリア機能を戻すこと(パック)→潤わせること(ローション)
この3ステップをこの夏しっかり行なって秋の肌に間にあわせましょう。