美白化粧品とナノテクノロジー
「K化粧品」の「肌に白斑・・・」は連日被害者が増え続け痛ましい現状を実写で訴える方も増えてきました。今後も被害は拡大していく予感がします。
使い始めてすぐの早い時期に「赤味」「かゆみ」が出た段階で使用を中止していたらここまでの被害にはならなかっただろうと予測されます。赤味やかゆみで訴えても聞き入れられず、逆に継続使用を説得された方も多かったと報道されています。扱い者がきちんとした知識もなく「良いものだから大丈夫」と教え聞かされていたと思います。
ただこれはまだまだ氷山の一角に過ぎないのかも知れません。
今や化粧品はナノテクノロジーの時代といわれ、ナノ技術で超微粒子に加工された化粧品がとても「効く」というイメージをもたれて人気になっています。どんどん肌に入っていくと。。。
ナノというのは大きさの度合いで
1ナノ=0.000000001メートル。インフルエンザウイルス(80ナノ)や分子レベルまで物質を加工できるという技術です。
そんなナノ技術で加工された化粧品成分が皮膚に塗られます。当然皮膚の細胞を超えて体内に吸収され、血液をめぐって様々なところに蓄積されるという事が考えられます。
大丈夫でしょうか?
どうやって蓄積されるかは・・・わからないのです。わからないまま商品が増え続けて大丈夫でしょうか?実験が行なわれないままナノ技術は競って化粧品に取り入れられました。そんなナノ化粧品に欧米では国家ぐるみで警鐘を唱え始めています。
美白化粧品に含まれる「漂白剤」がナノと合わせて肌から入ってきたとしたら・・・考えるだけでも恐ろしいことです。
「美」を追求するために健康を害してしまった!では笑い話にもなりません。
もう一度見直してみませんか?肌の仕組みは変わるはずはないのです。
バリア機能を持ち合わせた肌に「何かを塗り込んできれいになる」ことは無いということを次回改めて書きたいと思います。