梅雨まっただ中!髪は健康ですか?
毎回肌の角質層の話をしてきましたが、今回は同じ角質層と言っても「頭皮」の話をしたいと思います。
梅雨時!特に気になるのは「朝のスタイリングが決まらない」「湿気で髪が広がる。うねる」「朝、雨が降っていると最悪!」なんて言う声が聞かれますね。
雨の日はどうしてこんなにも髪がまとまらないのでしょう?
肌だって髪の毛だって「水分」はとっても必要なのに、水分の多い雨の日にどうしてよい状態を保てないのでしょう?
それは・・・髪の毛の表面にあるキューティクルが傷ついていると特にうねりがひどくなることがわかります。髪を覆っているキューティクルが部分的にはがれ穴が開いたようになっているところに外気の水分が入り込み(それももちろん部分的に)そこが膨張して=髪がうねうねしてしまうのです。(たちが悪いですね)
髪には80%のタンパク質と13%の水分、そして5%の脂質があると健康とされていますが年齢とともにこのバランスが崩れてしまいます。「若いときはさらさらだったのに・・・」どうしてこんなにクセが出るようになってしまったのかしら?という方もいらっしゃるでしょう。つまり「クセ」は老化の第一歩ともいえるのです。
ですからバランスが崩れやすくなる梅雨時こそ髪の手入れは特にしっかりと行いましょう!
①髪に水分をため込まないようにする
《丁寧なブラッシングで空気を入れてあげましょう》
②シャンプーの後は必ずドライヤーで乾かして!
《濡れたまま寝るとキューティクルは簡単にはがれます。根元をしっかり乾かしたら 仕上げは冷風で行うとキューティクルは落ち着きます》
③頭皮のタルミはうねりの原因
《シャンプー時にマッサージをして頭皮にハリを与えましょう》
2年ほど前から盛んに宣伝している「ノンシリコンシャンプー」これに対抗するように今年は「オイルリッチシャンプー」なるものが発売されています。
どちらが本当?と思われがちですが「洗うこと」は頭皮もお顔も同じです。
洗うということそのものが肌を傷つけないように「化学物質」「香料」「石油系界面活性剤」を含まないもので洗ってあげることが大切です。
もちろんCACのシャンプーは頭皮を肌を傷つけないアミノ酸系界面活性剤100%
パーマをかけているから、髪を染めているから「ダメージ」は仕方ない!ではなく毎日のシャンプーそしてその後の「ドライヤー乾燥」で傷めている方が多いのです。
キューティクルと頭皮を守り、外の湿気を中に入れないようにすれば今年の梅雨はいつもの年よりもうねらず、広がらず気持ちよく夕方まで髪のスタイリングが長持ちした!とうれしい声が聞かれそうです。
梅雨が明けた紫外線が頭皮を直撃するのも間近です。
次回は紫外線と頭皮についてお話します。