CACインスト 「杏里&ズミ」のつぶやき

CAC化粧品の素晴らしさや、美しくなる秘訣・お手入れの仕方などのワンポイントをつぶやいていきます。

大寒を迎えました。

東京はまだこれといって雪に見舞われていない今冬です。

雪かきに毎日追われている地方で生活していらっしゃる方から言わせるとそれこそ「パラダイス」です。が、反面空気は極端に乾燥していますから今冬の風邪、インフルエンザの広がりは東京を中心に爆発的な広がりを持っています。

そうなるとどこここでも「手洗い・うがい」が提唱されアルコール消毒を義務付けられる場所も多々あります。

 

この頃寄せられる質問で多いのが「乳児・幼児をどんなものでどう洗ったらよいか?」「冬になってカサカサしてきているのだが、洗わなくてもよいのでは?」という質問です。

 

私たちの肌は毎日汗・脂・垢を出しながら「皮脂膜」という膜を自分で作り肌を守っています。ところがこの皮脂膜はごくごくうす~~~~い膜ですから、パンパンたたいたり、こすったり、掻いたりするだけで簡単にはがれてしまいます。

ましてお風呂場に至っては蒸気で皮膚はふやけ、ましてデリケートな子どもの皮膚はもっと敏感ですから体や頭、顔を洗うにも丁寧に丁寧に掌で泡を転がす程度で良いのです。

インフルエンザや菌を死滅させるためにゴシゴシ洗う手とは全く洗い方が違うことを認識してください。

 

きれい好きすぎる日本人はとかく洗い過ぎ、こすり過ぎです。汗や脂の量が少なく、まして暖房や冷たい風で肌表面の水分が奪われているこの季節に真夏と同じように洗う必要はないのです。

お湯だけでも十分に汚れはとれますから、CACのシャンプーでもパウダー洗浄料でもたっぷり泡を立てたら、泡を表面につけるくらいで十分です。髪の毛が生えてなかなか地肌に泡がつかない頭皮はマッサージするように洗いますが、それもしっかりとした髪が生えている大人の事。乳児、幼児はとにかくこすらないように泡を転がす洗い方をマスターしてください。

シャワーをいきなりかける方もいらっしゃいますが、シャワーの水圧はなかなか大きいですから乳児、幼児は優しくお湯をかけてあげるのが良いでしょうね。

 

しばらくカラカラ乾燥注意報に悩まされそうな東京です。体を温める根菜類や味噌などを使って体の中から温める献立も取り入れて風邪やインフルエンザに負けない体で寒い時期を乗り切ってくださいね。